FIAアジアパシフィックラリーカップ・パワード バイ ウルト

2015-04-15

APRCから“FIA アジアパシフィックラリーカップ・パワード・バイ・ウルト”という新しいカップの新設が発表されました。
これはAPRCまたはカップ登録選手に限らず、APRCに参加する全チームを対象に、優勝賞金や商品などの章典、そして全チームに参加賞が与えられるというものです。(ラリー北海道の場合、全日本選手権およびオープンクラスは国内競技の為除く。)
詳しい内容は、

以下は
http://fiaaprc.com/2015/04/wurth-powers-new-asia-pacific-rally-cup/
の和訳文です。

ウルト社が、新設されるアジアパシフィックラリーカップにパワーを注入

FIAアジアパシフィックラリー選手権はウルト社と共に、「FIAアジアパシフィックラリーカップ・パワード バイ ウルト」として知られることになる新たなカップにおいて、パートナーシップをより強固なものとすることになりました。このカップはそれぞれの国における国際イベントにエントリーする全ての選手に対する賞となります。

全てのカテゴリーの、全てのFIA APRC登録ドライバー(選手権、パシフィックカップとアジアカップ、一戦ごとのチームエントリー、ジュニアカップなど)と、各国にて開催される国際イベントにエントリーするそれぞれの国内のドライバーは、この新たなカップにおいて賞金とポイント、通常より広げられたTV放映のカバレッジを獲得できるチャンスを得ることになります。

「FIAアジアパシフィックラリーカップ・パワード バイ ウルト」は2015年の選手権の7戦全てから構成されます。最終戦はインドとなり、そこでシリーズ優勝者にはトロフィーが、シリーズの優勝者から3位までには賞金が授与されます。

「国際イベントに於いて全ての選手がAPRC-ウルトのロゴを競技車両に掲げていて、彼ら全員がラリーの開始前にウルト製品のキットを受け取る資格があることから、APRCが開催される7か国に渡って、選手にさらなるインセンティブを与えるかたちでシリーズに参画することは自然なステップであると感じたのです。シリーズでの賞品パッケージを勝ち得るチャンスの他に、それぞれのラウンドにおける勝者はフィニッシュポディアム上で賞金を授与され、二位と三位にはウルトのプレミアムツールキットが贈られます。」ウルト・インターナショナル・トレーディング(上海)株式会社のビジネスディレクターであるアンドレアス・リストは語りました。

APRC代表であるスティーブン・ケネディーもまた同様に意気込んでいます。「アジアパシフィックラリーカップはFIA APRCシリーズの地位を下げるものではありません。むしろ、APRCのイベントが行われるところでは、イベントの格を上げ、全てのAPRCの国際イベントにおいて全ての選手を単一の競争に結び付ける初めてのものとなります。これはウルト社からの、イベントのオーガナイザーや選手に対しての素晴らしいイニシアティブと言えるでしょう。

国内ドライバーへのさらなる恩恵としては、「FIA アジアパシフィックラリーカップ・パワード バイ ウルト」はAPRCの世界的なテレビとメディアによるカバレッジがあります。
「これは私たちのTV放映にとっても、良いニュースです。なぜなら、例えば日本の新井敏弘選手やマレーシアのカラムジット・シン選手のように、海外選手を相手にして充分な勝ち目を以て勝負を挑み、しばしば実際に勝利する選手がいるからです。今や私たちは規則に則った形でこういったドライバーを番組に組み込むことができ、選手権に新たな次元を加えることができるのです。」 APRC TVのプロデューサーであるブライアン・ヤングはこのように述べています。

2015年のFIA アジアパシフィックラリー選手権は4月17日から19日に渡ってニュージーランドで開催される、インターナショナルラリー・オブ・ファンガレイにて幕を開けます。フランス領である南太平洋の島、ニューカレドニアが次のラウンドで、その一か月後にはオーストラリアはクイーンズランド州、サンシャインコーストに舞台を移します。8月のマレーシアがアジアラウンドの幕開けとなり、シリーズ中最北である日本は北海道のイベントの順番が回ってきます。その後上海の南東にてチャイナラリー、そしてインドが、12月のコーヒーディ・ラリーにてウルト・アジアパシフィックラリー選手権ドライバーカップとFIAアジアカップの最終戦としてAPRCに加わっています。

添付資料:詳細(日本語訳)


(c) 2013 Rally Hokkaido.